薬局で働いた経験

個人経営されている薬局で働いていたことがあります。
今では、薬局というと、ほとんどがチェーン店ということで、様々なマニュアルのある所ばかりだと思います。
私の働いていた薬局は、経営者さんが薬剤師で、その跡取り息子さんも薬剤師でした。
個人の薬局ではありますが、二人の薬剤師のいるお店でした。
郊外の駅前にあるお店でしたので、どちらかといえば地域密着型でした。
お客様はご近所の方や、電車通学、電車通勤の為に駅を利用される方がほとんどでした。
そのため、客層は幅広いですが、顔馴染みの常連さんが多かったです。
どの様な商品を買われる時にも、色々相談に乗って差し上げ、ゆっくりと対応に時間をかけるタイプのお店です。
お客様との信頼関係がしっかり出来ているので、とても楽しい職場でした。
薬はもちろん、雑貨、化粧品なども取り扱っていましたので、より一層お客様と私達の繋がりもあったと思います。
都会のお店やチェーン店では考えられない様な様々なサービスを取り入れることで、大型薬局にも負けない様な店づくりをされていました。
創意工夫されているという点では、とても向上心のあるお店でした。
宅配サービスなども積極的に行っていましたし、お客様のお家に伺っての商品の説明会や講習会なども沢山していました。
駅前ということで、営業時間も朝早くから、夜遅くまで、電車を利用する人に合わせていました。
また、今でこそ年中無休は珍しくありませんが、まだどのお店にも定休日があった頃から年中無休で営業をしていたという所もお客様に愛される店づくりを目指しての事だったと思います。
病院ではないけれど、体の事を気軽に相談できて、管理してもらえる場所として、地域の皆さんに貢献していた薬局でかなりたくさんの事を学ばせて頂きました。
ただ、商品を売れば良い。と言うものではなく、後々まで責任を持ってお客様に対応していける個人薬局。今では数少なくなってしまいましたが、そんな個人薬局を懐かしく思います。